MINMIの日記

建設業経理士1級取得までの備忘録 まずは目指せ2級取得

建設業経理士2級 仕訳問題

・買収時の仕訳

A建設会社は、B土木株式会社を¥5,000,000で買収し、代金は小切手を振り出して支払った。買収時における同社の財政状態は次のとおりである。

 完成工事未収入金:¥3,300,000 材料貯蔵品:700,000

 機械装置:¥5,000,000 工事未払金:¥2,500,000

 減価償却累計額:¥2,250,000

 

仕訳

 完成工事未収入金3,300,000材料貯蔵品700,000機械装置5,000,000のれん750,000/工事未払金2,500,000減価償却累計額2,250,000当座預金5,000,000

 

・裏書手形:評価勘定仕訳

A建設株式会社は、工事用鉄骨¥3,240,000を購入し、代金のうち¥2,000,000はB商事株式会社振り出しの約束手形を裏書譲渡し、残額は翌月末日払いとした。なお、裏書に伴う偶発債務の処理は評価勘定を用いる方法によること。

材料貯蔵品3,240,000/裏書手形2,000,000 工事未払金1,240,000

 

裏書譲渡したB商事株式会社振り出しの約束手形の取り立てが不能となったため、現金を支払ってその手形を引き取った。

不渡手形2,000,000/現金2,000,000

裏書手形2,000,000/受取手形2,000,000

 

 

・固定資産の売却

A建設株式会社は、機械装置(取得原価¥2,000,000、減価償却累計額¥1,250,000)をB建材に売却し、その代金¥650,000は同店振り出しの約束手形で受け取った。

仕訳

減価償却累計額1,250,000 営業外受取手形650,000 固定資産売却損100,000/機械装置2,000,000