建設業経理士2級 第22回 過去問題 仕訳問題
(1)「本社事務所を新築するため」完成したとは書いてないので、外注工事の契約金8,000,000は無視する。
勘定科目群より借方はG建設仮勘定2,500,000が当てはまる(完成したと書いてあったらF建物8,500,000になるところ)
貸方は小切手=B当座預金2,000,000と手許材料=D材料500,000を勘定科目群より選択
(2)長文だけど、「なお、工事の収益認識基準は工事完成基準を適用している」とあり、完成していないので、問われているのは「当期の発生工事原価(3,200,000)」の仕訳についてである
完成していないので、借方:C未成工事支出金3,200,000 貸方:受取手形1,500,000 支払手形1,700,000
※裏書手形の仕訳について指示がないので、「受取手形」を選択。
評価勘定の場合は「裏書手形」、
対照勘定の場合は「受取手形」のままで「裏書手形義務見返/裏書手形義務」を加える
(4)問題文より、長期保有目的の株式→H投資有価証券1,500,000
子会社化の株式→S関係会社株式(1,500,000+4,000,000)
なので、
S関係会社株式 5,500,000/H投資有価証券1,500,000 B当座預金4,000,000
(5)支払期日よりも早く支払いをしたので割引を受けた→U仕入割引
ということで、
K工事未払金2,458,000/B当座預金2,455,500 U仕入割引2,500